人形の怖い話ありませんか?(ΦДΦ)<四巻目
793:12/25(月) 01:51 [sage]AA

376 4/5 sage 2006/05/05(金) 20:05:15 ID:tqa7unpK0
部屋に着くと彼は青い顔で倒れ込んだ。
「なぁ、そろそろ教えちゃくれないか?」
「うん、ああ……今日はひな祭りだ……」
「え?」
「重用だ。上巳だったんだなぁ……クソッ、忘れてた……」
「何言ってんだよ?3日はもう過ぎてるぜ?」
「陰暦の3日だよ、今日は。重用ってのは月と日が重なる日の事、とくに奇数月」
「でも、ひな祭りっつったって別に舟で流しゃしないだろ。寺山修司じゃあるまいし」
「流すんだよ」
「なんで?」
「……いいか。雛祭は女の子が人形を飾る祭じゃないんだ。祭と言うのは“神奉り”。人形は形代、憑坐だ。
しかも春の節供だ。季節の変わり目、穢れを払って新しい春を迎えなければならない。
だから人形に穢れを移し、荒魂を流し、和魂を呼び込む。あの人形はそういう人形なんだよ」
「つまり?」
「鬼ごっこと一緒。人形にタッチして禍いを移して、異界に流す。村の外に出てたらもう帰ってこないからな。
つまり、あの人形に触ると……そいつが鬼になっちゃうんだよ。禍いが移されるんだ。
……普段、この地方ではやらない様だからな……余程、流さねばならない禍、があったんだろう」
「あ、あのカップルは……」
「さぁ、な?境を越えたら……どうなることやら……」
で、翌朝。
彼等と帰りのバスではち合わせた久米は、瞠目して固まり、俺に耳打ちした。
「あのバカップル……顔……あるか?」

794:12/25(月) 01:57 [sage]AA

377 5/5 お粗末様でした sage 2006/05/05(金) 20:06:06 ID:tqa7unpK0
チラ、と見ると確かに顔はあるが、どことなく白んでいてぼやけているような気がする。
「真っ白だ」
「え?」
「見えねぇ、冗談じゃねぇよ」
彼にはカップルの顔は見えないらしい、俺には良くわからなかった。
俺達に気付いたカップルは会釈をして、バスに乗り込んだ。俺達は彼等の後ろの席に座った。
「ひぃ、ふぅ、みぃ、よ、いぃ、むぅ、なぁ、や、こぉこぉの、たり……」
と数えながら久米は一から十までをピラミッド上に書き、その紙をポケットに入れた。
バスはゆらゆらと山道を下っていって、俺達はいつの間にか町に入って、はずれまで出ようとしていた。
と、突然、久米が俺の腕を引いて立ち上がり、降車のボタンを押す。
せわしなく動きながら早くしろと合図するので、俺はどかどかとバスを降りた。
「なんだよ、もう!」
「孵りやがった!」
久米はポケットに手を突っ込んで、行こうとしているバスを見つめた。
「かえる?なにが!?」
「境を越えたんだ。あの卵、長いのを孵しやがった」
「だから、なにが!!」
「卵だよ、卵!顔が見えねぇっつったろうが!やつら顔一面にびっしりと白い卵が植え付けられてた!
それが、おまえ一斉にな。顔から動く毛がはえたみたいに一斉に……長いのが孵りやがった」
「まさか」と俺がバスに目をやるとバスが動きだして、チラリとその女の顔が寝返りをうった。
顔は腫上がって真っ赤だった。小さいニキビの様なものが隙間なくプツプツと湧いていた。
俺達は行くバスを見送って立ち尽くした。


以上
創作なんだと思うけど、人形の出てくる怖い読み物ということで
795:12/25(月) 11:13 [sage]AA
無駄に長すぎて読む気がしねぇ
796:790 12/25(月) 12:14 [sage]AA
ゴメン
797:12/25(月) 12:31AA
ホンマ。長すぎ・・・・
798:12/25(月) 12:59 [sage]AA
でも充分怖かった…
799:12/25(月) 13:09 [sage]AA
この程度で長すぎって…795も797も読書しないDQNか?
800:12/25(月) 13:17 [sage]AA
まあまあ。
活字とネットの掲示板じゃ読みにくさも違うから、
長いってだけで嫌がる人もいるさ。

>>790-794GJ!
背筋がゾワゾワ〜っとしたよ。
801:12/25(月) 14:45 [sage]AA
創作だろーけど恐いね・・・
802:12/25(月) 15:10 [sage]AA
亀だけどスイカの話、ごく小さいうちに綺麗に切れ目入れて異物埋め込んで、
そのまま大きくなったらキズが目立たなくなったりしないかな?
SD者だけど中から限定ヘッドとかがわらわら出てくるスイカの畑があったら
買い占める。
1-AA