人形の怖い話ありませんか?(ΦДΦ)<七巻目
541:490 04/26(木) 19:17 [sage]
しかしここまで極端な例を挙げなくても、私たちはかなり小さな頃から、
もっとありふれたシンボルに慣れ親しんでいます。
それは他ならぬ人間の表情です。

赤ん坊や小さな子供というのは、周囲の大人の表情に非常に大きな注意を払っているようです。
変な表情をすると、それをそっくりそのまま真似て返すことはよくあります。
お陰で私たちは、非常に微妙な表情のであってもそのニュアンスを感じ取ることができるようになり、
表情を発した相手の心理に共感をおぼえることができるようになっているのです。
これは相手が人形であっても同じかもしれません。

同じような素材、メイク技法、笑顔なら笑顔というジャンルであっても、
出来上がったものは手がけた作家によって結構違ってしまうというのは
よく目にすることだと思います。
おそらく殆ど無意識のうちにその作家の知っている表情を投影してしまい、
これが形容し難い差となって出てくるのだと思われます。

そこでもしこの作家が、無意識に持つネガティブな心理、
或いはポジティブな心理を人形に投影してしまったら?
その人形はこういった心理記号の影響に敏感な人にとって、
とてもいわく付きの物品となるかもしれないのです。
そしていわくをどんどん獲得するにつれ、人形周辺の健全な認識が崩壊していき
非健全な認識を受け入れてしまう超いわくつきの物品となるのです。

因みにこの、はじまりの投影で変なものを入れてしまうのは
職業プロよりも趣味人の方が可能性が高いように思えます。
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