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人形の怖い話ありませんか?(ΦДΦ)<二十二巻目
226:もしもし、わたし名無しよ2013/05/13(月) 02:08:50.56 [sage] 小学生の頃、自由研究で川の水位を測るための目印とした 岩も残っていて、ずいぶんと感慨深いものを覚えました。 さて、水で顔を洗い、‘石切り’などしていると、叔父が言いました。「誰か来るぞ」と。 叔父の言う方を見やると、確かに対面の岸に手を振る人影が見えます。 人影までそう遠くはないのですが、 靄(もや)のような霧がかかり、影のようにしか見えません。 しかし手を振る人影は、どうやら小舟に乗って こちらへやって来ているのが分かりました。
227:もしもし、わたし名無しよ2013/05/13(月) 02:09:42.69 [sage] 98:本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 04:44:51 ID:ksSExR0r0 人影は二人連れらしく、その内のひとりがこちらに手を振っています。 叔父がその人たちに気付いたときから こちらに手を振っているため、知り合いか、もしくは何か用があるのかな、と思いました。 誰だろう?と叔父と僕は顔を見合わせました。 叔父も見当がついていないようでしたが、怪訝な顔つきのまま手を振って応えていました。 そろそろ靄を抜けるか、という境まで来て、まだ手を振っているのを見て 改めて誰なのか考えつつ、僕はしゃがみ込んで待っていました。 そしていよいよ完全にその姿を目視出来る距離まで来て、 その二人の、あまりにあまりな正体に、僕と叔父は戦慄しました。 さっきまで手を振って、小舟に乗ってこちらへやって来ていた人影は、 二 体 の 人 形 だったのです。 叔父と二人、女の子みたいに悲鳴をあげながらも、 それから目を離さずにはいられませんでした。
228:もしもし、わたし名無しよ2013/05/13(月) 02:10:48.09 [sage] 99:本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 04:47:36 ID:ksSExR0r0 まず手を振っていた方は水色の和装で、 少年の人形(一般的な雛人形を一回り大きくして立たせたような感じ) のようです。顔は元は真っ白だったのでしょうが、 雨風に長い年月さらされたような汚れがあり、唇に剥がれかけた 朱色の紅がひいてありました。あと腰に白い刀を下げていました。 もう一体の方は少女の人形で、髪が長いのと着物が薄い赤色というの以外は 少年の人形と同じで、一見で対になっているのが分かりました。 毬か道具箱か、何かを抱えていたような気がしますが定かではありません。 あと小舟と思っていたのは、長方形の平べったいお盆のようなものでした。 僕が震えながらもその姿から目を離せないでいると、 叔父がこの不気味な人形たちの、更なる異常さに気付いて言いました。 「流れ逆やぞ、これ!」
229:もしもし、わたし名無しよ2013/05/13(月) 02:11:28.21 [sage] 川は僕たちから見て右上に流れています。つまり人形たちは、 川 の 流 れ に 逆 ら っ て こちらへやって来たのです! それに気付いた僕たちはたまらず一目散に車に飛び乗り、川原を後にしました。 僕が恐る恐るサイドミラーで確認すると、 二体の人形は本来流されるべき方向へ、流れに乗ってゆっくりと遠ざかっていきました。 車中、叔父とあの人形が手を振っていたのは 思い違いではないという事を確認しあい、急いで家へと戻りました。 あれから不思議とあの人形たちは夢にも出てきませんが、 あの一件以後、川には近づけなくなりました。 101:本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 08:11:05 ID:yhh9y/xSO >>97 怖すぎる。 796:本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 16:05:01 ID:Y/3tEADi0 >>97 流し雛ってな 川の途中で引っかかって流れないと、 妖怪化するという言い伝えが昔から有る
230:もしもし、わたし名無しよ2013/05/13(月) 02:16:25.33 [sage] 以上です。 始め、この話を読んだとき、すごく悲しい感じがして、 お人形がかわいそうに思えて仕方なかった。 もしかしたら、自分たち二人を 助けてくれるのをずっと待ってるんじゃないか、て。 あと、ここのスレ的には、具体的な県名出てるしw 誰か助けに行ってやって(´Д`)
231:もしもし、わたし名無しよ2013/05/13(月) 02:26:47.42 [sage] えーそう? 流し雛に何か入っちゃったんじゃないかと思ってぞくっとしたわ 感じ方人それぞれだね 御雛様より一回り大きくて立ち姿ってだいたい40-50cmで いわゆるリアル顔の経年した子だよね 今すぐ絵で描ける位ものっそい具体的に想像してしまったorz
232:もしもし、わたし名無しよ2013/05/13(月) 03:43:22.14 [sage] でも素直に帰っていくところがかわいいね
233:もしもし、わたし名無しよ2013/05/13(月) 19:34:03.34 [sage] >そしていよいよ完全にその姿を目視出来る距離まで来て、 >その二人の、あまりにあまりな正体に、僕と叔父は戦慄しました あれ?あれ?って思ってるうちにとてつもなく近くに寄ってきちゃったって感じが出ててすげえ怖い
234:もしもし、わたし名無しよ2013/05/13(月) 23:41:41.10 [sage] 文章うまいね
235:もしもし、わたし名無しよ2013/05/21(火) 08:35:13.57 [sage] うちの人形達は知らないうちに、向きが変わっていたり、立ち位置が入れ替わっていたりする事が時々ある。 他にはこれといった実害も無いし、一人暮らしな人形者の俺は、てっきり「中に何か霊的なものが宿ってるラッキー」と思っていた。 ある夜、人形の居る部屋で寝ていたら、複数の話し声がする。 半分寝てるような、うつらうつらした状態でそちらのほうをぼんやりと見ると 就寝用の豆電球のほのかな明かりの中、黒っぽい和服に赤帯のまったく知らない女の子が人形達を手にとって撫でたりして遊んでいた。 人形達もその子と楽しそうに話してた、そのときはぼんやりしながらそのまま、再び寝ちゃったんだが 朝、起きて確認してみたらやっぱり何体かの人形達の立ち位置が変わってた。 実に不思議な体験だった。 人形達が楽しそうにしていたからあの子は悪い存在だとは思って無いんだが 今でも時々、人形の向きや立ち位置が変わる事があるが、あの子はいったい何者なんだろう? 恐い話というよりも不思議体験でごめん。
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