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【仲良き事は】幽霊と暮らしてる【美しき哉】別館
315:739◆Al9ki804zA 06/17(木) 22:39 UGQ/9EQF0AA
余談『警戒されはしたが、の話』
今から数年ほど前の年末のこと。ゲーム仲間の頼みでゲームイベントのボランティアスタッフをやって欲しいと頼まれ、引き受け、向かった当日のこと。
目的地の最寄り駅とは呼べはしないが、徒歩で充分向かえるくらいの駅で、降りた。
そこは、かつて長らく路線の『始終』だった駅だが、他線との乗り入れでそうではなくなってしまった駅だった。
そして、幼いころからその路線を使っていた身として、その『最後の駅』に対して憧憬の念を抱いており、しかし、どこか勿体なさもあって、そこまで乗ることは全くなく、イベントボランティアを機会として初めて駅に降りることができた。なお、しだらの神社はその駅の一つ前で、コチラはしょっちゅう乗降してはいるのだが、コレは単に路線乗り換えでなんだ。
駅の名前は、その一帯で有名な社寺のソレ。ようやく、この期に参拝することができた。
天気こそあいにくの雨だが、小降り程度のためそれほどのことじゃない。
さぁ、いったんの目的地へ向かうぞ、と意気込んで歩いていたのだが、
かなり近いところまで来て、ふとカオに違和感を覚えて、ふと立ち止まる。
何やら、薄すぎて視認できないベールのようなものが垂れ下がっていて、ソレが顔に掛かったような感触だった。
その妙すぎる感覚に小首を傾げる、と、
――ふん、『(しだらが投獄されていた社寺名)』とこの小娘か
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