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【仲良き事は】幽霊と暮らしてる【美しき哉】別館
321:739◆Al9ki804zA 07/01(木) 21:59 S4Jn+cGo0
しかし、一度閾値を超えた怒りは、そう簡単に収まるワケもなく。
「(しかも『いざとなったら殺すからいい』だぁ? 倫理以前に手段が安直過ぎんだよ!!ァあ!?)」
背からの怒りが腹に溜まり口から放射熱線を吐き出せたような気さえした。
「(大方、墓守が欲しいク祖霊どもに吹き込まれて上手い具合に乗せられたってのもあるんだろ。だから祖霊信仰が廃れていくんだろ、クソ老害共!! 夫が死んでくれたら妻は元の家に子と財を持って戻るからなァ!!テメーら自身じゃ何もできないのにテメー都合の利益のために子孫を引っかきマワすくらいなら何もせず大人しく死んでろ!ジブンの手を汚すことすら出来ない卑怯者どもめ!!)」
恐らくリアルで肩で息をしていたと思ふ。23時を回って他に乗客がいなくて良かった。
ある程度にキレ散らかしてくると多少は冷静になって、アタマに浮かんでくるのは今後のこと。
アレが多少なりとも懐疑的な人間だということは、少なくともあのメンツには知られたと思う。
だが、ソレでアレの行動が終わるとも思えない。あのテは自身の独善性に無自覚が過ぎて悪気が無いからいっそ邪悪。不味いことをしているとわからないまま続けてクる可能性が濃厚だった。
ならば、
「(お前が欲しいのはソウイウ相手だから、別にソレがアタシじゃなくてもいいんだろ!!?)」
地雷人間の『予定』に干渉して、
同じ仲間内の中でも地雷人間(女)へと気が傾くようにと叩き書いた。
「(アタシはお優しいからねぇ、書き換えてやる以上キチンと『幸せ』にさせてやるよ!ソレで『幸せ』になれたらアタシへの干渉もなくなるもんなァ!!)」
先ほどの心頭した怒りでエネルギーは有り余っていたので、逆にそのエネルギーを消費させきりたくて、実行。
「(ふぅ、スッキリした)」
晴れ晴れとした気分で電車を降りて、真っ直ぐ家に帰った。
地雷人間のことは、一旦もうどうでもよくなっていた。
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