【仲良き事は】幽霊と暮らしてる【美しき哉】別館
327:739◆Al9ki804zA 07/16(金) 00:16 ImAWmC5V0

オマケ

それは父が亡くなった後でまだ肉親と暮らしていたとある正月のこと。
その年はデパートで売られていた国産ワラを編まれて作られた、正月飾りだった。

そして正月三が日のどの晩で、夢を見た。

闇の中で、藁で編まれた細い縄に更に藁を垂らたものを腰と腕と胸に巻き、両手に燃え盛る松明らしきモノを持って、わたしにはわからないナニかに対峙しながら舞っている、しだら。
松明の炎が藁に燃え移って身を焼かれる危険を冒してでも、乾いた藁を身に纏い炎を手に舞い続ける。

その光景を茫洋と眺めて、意識が再び沈み込むのを感じながら思ったことは、
「(昔こんな落ちものパズルゲームのCMあったよなー・・・『灼熱のッファイヤーダンスッ』って兄ちゃんたちが炎ダンスしながら足の生えたタラらしき魚を中心に据えてるアレ)」

あと、藁で作られたモノが神聖視されるのは、活性炭よろしくな多孔質作用で色んなモノの吸着→焼却処分できるからかなー、なんてのも。

ソレを追い返せなかったら、多分しだらはジブンの身にソレを吸わせて自らの其のカラダを焼き切らせただろうから。


――――
1-AA