【仲良き事は】幽霊と暮らしてる【美しき哉】別館
336:739◆Al9ki804zA 08/10(火) 15:36 w5as1QhD0AA

一ヶ月ほど前に、いつもの美容院で散髪をしていたときのこと。

その美容室には魑魅魍魎のようなものが、まぁまぁの数、床の上で暮らしている。
他に言いようがないので“魑魅魍魎”と称したが、数センチ程度しかない小型の妖怪っぽいものである。
基本的には無害で、たまにジャケットに蝶ネクタイとオシャレをしている個体がいたりする。
閑話休題。

いつものように脳死ベリショをオーダーして散髪から始まったんだが、

――髪だ髪だ髪だ
――拾え拾え

と、切り落とされた私の髪に色めき出していた。


その美容院で髪を切るのはn回目ともなるのに、何を今更と思ったのだが、
散髪後の洗髪最中でその理由を察した。

弁天さまが、ヒトの体に入って散髪洗髪リフレッシュされてた。


カラダからナニかがダブったような気がしたら、ツいた状態からの散発と洗髪で感情がやや上向いたゆえに弁天さまの存在感が増したようだった。

弁天さまの残滓がある髪は、まぁ、
色めき立つほど欲しいものか??? 結局はおれの髪だしコッチではフツーに事業ゴミ案件だのに。


なお、その後、弁天さまは姉一家での、(向こうで飼い始めた)カミキリムシきもい、と愚痴の念をこぼされて、心身スッキリしたのか気配を消した。


宮島の水族館でナマコをガン見してたあなたが言うことか、と、思ったが、
ナマコとゴマダラカミキリムシは別なのだろう。


っていうか、宮島ってそこそこの山があるのに、カミキリムシ苦手なんか。


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