【仲良き事は】幽霊と暮らしてる【美しき哉】別館
386:739◆Al9ki804zA 08/16(水) 19:47 Vb+opg/S0AA
松屋で今年の夏野菜メニューが出て思い出す。

数年前に、名称が確か『ラタトゥイユカレー』なるトマトベース夏野菜カレーが松屋で出て、仕事帰りに食べに行ったのだが、

出てきたソレに反応を示したのは、珍しく遣使さん。
『潰した赤茄子(註:トマトの古称)のたれ掛け飯かっ』

語彙のチョイスに、おれ、
「(たれ掛け、たれ、……まぁ『カレー』のそもそもの意味も確かに『たれ』だから間違っちゃあいないけど、たれ……つか赤茄子って単語マジで使うヤツおったんか……ってそれともダイレクトに言語記号を用いてクるなんてどんだけだよ)」

連中は基本的に所謂“念話”である。言葉は基本使ってこない。
ただ、このテの各エピソードを外在化させる際には先方の“念具合”によって私で言語記号化している。とは言え、そこそこの連中は言語記号がわからないワケでもなく、使えなくもない。が、だとしても連中自身で必要とする機会もないため使ってくることもそうない。
(なお私はジブンの思念や意図を連中に伝える際には大体ダイレクトにではなく、各言語記号をソレの“容れ物”として用い、その上で連中に罵倒や軽口、腹芸をしている。そんな私にとって、言霊信仰とはガワ信仰な印象)

のに、使ってきたワケだ。
チェーン店の期間限定メニューに対して。勤労勤勉生真面目無表情がデフォルトの、このヒトが。

『赤茄子に米が合うとは……茄子に黄のししとう(註:たぶんパプリカ)、うり!!(註:おそらくズッキーニ)』
と、コッチのカラダを介してがっつく様相にまぁまぁ引いた。
美味いことは美味いが、あなたそんなキャラだっけ?と。ビミョーに物悲しい気分に。


なお三輪明神は温玉と一部ライスを崩した温玉ライスを嗜んでおり、しだらはしだらで味噌汁を楽しんでいた。

この二柱に関しては、もう諦めの念しかないんだ。


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