怪談:妖しい物の話と研究


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【仲良き事は】幽霊と暮らしてる【美しき哉】★5
924 :本当にあった怖い名無し:2011/04/10(日) 11:58:49.36 ID:4YbdqIbbO
お言葉に甘えてお話させてもらいます。話も長くなりますし、携帯からなので尚更読みにくいと思いますがご容赦を。

去年の10月初旬に友人Aとシェアで新築のマンションに引越ししました。
最初の一週間は何事もなく友人と気楽な同居生活を過ごしていたのですが
Aが仕事の関係で2日留守にした時に最初の異変は起こりました。
リビング(2LDKの部屋です)から自室に戻り明日の支度をしていると
リビングから消した筈のテレビの音が聞こえてきたんです。
消したつもりで消えてなかったのかなぁとテレビを消してそのまま部屋に戻って寝てしまいました。
明け方近くに肌寒くて目を覚ますと肌掛け布団がベッドの下に落ちていて
夢うつつで布団を引っ張り上げると「ウフフ」と悪戯っぽい笑い声とパタパタと軽い足音が聞こえました
その時小学校低学年くらいの男の子と遊ぶ夢を見ていたので
あ〜、まだ夢の中にいるんだなぁくらいで特に気にしませんでした。
んで、仕事から帰宅する頃には昨夜と明け方の事はすっかり忘れていたんですが
また同じ男の子と遊ぶ夢を見たんです。ゲームをしたり絵を描いたり他愛のない内容の夢なんですけど
顔の辺りが段々とひんやりしてきて、氷の塊がすぐ側にあるような
これは夢の感触じゃない。窓でも開いているのか?側に誰かいるのか?泥棒か?
と恐る恐る目を開けると夢に出てきていた男の子がベッドの端に手を掛けて
ニコニコしながら私の顔を覗き込んでいました。
その瞬間布団を頭まで被りガタガタ震えながらうろ覚えのお経を唱えていると
女性の声で「コラッ」と叱る声が聞こえて、ベッドの端にいた気配が消えました
静かな空間に耐えられなくなった私は飛び起きると枕元に置いてた携帯を掴み
鍵も持たずに部屋から逃げ出してAの所に電話をかけました。



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