怪談:妖しい物の話と研究


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【仲良き事は】幽霊と暮らしてる【美しき哉】★6
1 :本当にあった怖い名無し:2011/04/20(水) 00:25:16.88 ID:xzgW+Gwk0
★このスレは幽霊さんと仲良く暮らしている人や、なにごともなく一緒に生活している人のためのスレです。
 いきさつや日々の出来事を綴ったり、同じ境遇の人どうしの情報交換などを趣旨とします。
 霊能力者の方や理解ある方などのアドバイスも大歓迎!
 実況スレではありませんが、たまには実況もいいかも。

★お願い
・とりあえず、確実に一緒にいるのであれば、見える見えないは問いません。
・老若男女、守護霊さん浮遊霊さんの別も不問です。
・単独スレをたてられるようなエピソードがたくさんある方はそうしてください。
・当事者の方は、毎日ではなくとも、できるだけ幽霊さんのことを書き込んでいただくと、読む人間は喜びます。
・男女間の仲に嫉妬したり幽霊さんに萌えたりするものけっこうですが行き過ぎないように。
・基本的に、当事者以外の方は、どんな形でも支援をしましょう。
・当事者の方は、原則、コテ付けや鳥付けを推奨します。

★ 厳 重 注 意
・幽霊がいるいないの真贋論争はご法度です。ほかにスレがありますのでそちらでどぞー。
・幽霊がいるかどうかわからない、一度だけ見たなどの場合も残念ながらスレチです。
・呪ったり祟ったり襲ったりする怖い幽霊の場合も、ほかでやってください。マジほかでやれ、怖いから。
・煽りレスや荒らしは無視すべし。
・ただし、明らかな釣りにはツッコミが入ることを覚悟してください。

前スレ
【仲良き事は】幽霊と暮らしてる【美しき哉】★5
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453 :本当にあった怖い名無し:2011/08/24(水) 20:43:24.16 ID:+Y6lMg5P0
ありがとうございます。では、スレ占有にならないようにゆっくりと書いていきますね

あれは今から三年ほど前の夏のお話です
その頃私は、眠りに付くと何度も同じ夢を見ていました。それ以前もそういう事はよくあったので、これ自体はそれほど珍しい事ではありませんでした。
内容は、小さな女の子が手鞠歌を歌い、手鞠をついて遊んでいます。
女の子は、よく時代劇で見るような格好で、童という表現がよく似合うおかっぱの子でした。
ただ、着ているのは白地に縞模様、赤い帯の、あまり見ない着物。夢の中でも上等とわかるものでした。
女の子の歌が聞こえます。
「肥後どこさ♪熊本さ♪熊本どこさ♪せんばさ♪せんば山には狸がおってさ・・・」
そこで女の子の手元から鞠が離れ、私の足元に転がってきます。
「一緒にあそぶ?」
女の子は私に聞きます。私は頷き、女の子と一緒に遊ぶ…という夢です。

夢から覚めると、不思議な気分になる夢でした。なんというか、酷く懐かしいというか、切ないというか。
子供の頃、夕日が沈むまで友達と走り回った頃を思い出すような、不思議な夢です。

454 :本当にあった怖い名無し:2011/08/24(水) 20:45:30.61 ID:+Y6lMg5P0
さて、お話は変わりますが、私の住む地区では他の地域と同じように夏祭りがあります。
そのお祭りは、小さな神社の境内で行われていました(正確に言えば、境内とそこに併設された公園とその管理施設兼集会場で)
その年、私は幸いにも夏祭りの日にお休みが取れたので、友人と一緒にそのお祭りを冷やかしに行きました。
会場に入って目に付いたのは、ブルーシートのかけられた神社のお堂。
関係者の方に聞いてみると、どうやら神社が老朽化、改修しようというお話になったのですが
一部の人間がいっその事別の場所に移しては?という案を出し、そのことも含めて話し合いの最中にある、とのことでした。
そんな事が、と思いつつ家に帰り、眠ったその日の夜、また女の子の夢を見ました。

私は女の子に手毬歌を教えてもらいながら遊んでいたのですが、そこに女性の声が聞こえました。
「もし」
振り返ると、浅黄色の着物を着た、60歳ほどのおばあさんでした。背はしゃんと伸び、腰は曲がっておらず、目じりに笑い皴のある、凛とした空気と柔和な雰囲気を持った方でした。
おばあさんは女の子の保護者だと名乗り、あなたはこの子と仲が良いようだし、しばらく遠くに行かなくてはいけないから、その間この子の面倒を見ていただけませんか、と頼まれました。
急なお話で驚いている私の雰囲気を察したのか、おばあさんはこれからもこうやって遊んでくれるだけでよいのです、と微笑みながら仰いました。
私もそれは楽しかったので了承すると、おばあさんは頭を下げて去っていきました。女の子は嬉しそうに笑い、「またね」と言っておばあさんと一緒に帰っていきました。
夕日に照らされたおばあさんと女の子が、手をつないで歌いながら歩くその姿が今でも心に焼き付いています。

これが、私が数ヶ月同じような夢を見続ける事になる、お話の始まりです。
許されるなら、続きはまた後に書いていきますね



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