百物語

 

655 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/01/04(日) 13:34:49 ID:OcsPcpuN0
A「うん、そうなのかもねー、というわけで、もうネタも尽きてきたんだけど、いよいよ99話目・・・いくかな」
A「親戚の叔父さんが若い頃の話なんだけど、当時叔父さんはその地方では有名な風俗街の近くに住んでいたんだ。
 ある日、叔父さんは仕事が終わって家に帰る途中に橋の上で女の身投げを目撃した。」
B「うん。」
A「こりゃあ事だってんで、女が落ちた橋の下まで行って女の死体を探したけどなかったんだ。でも一応身投げを目撃しちゃったからね、警察に連絡したんだ。」
B「おお、うん。」
A「そんで、電話で警察の人に場所を言ったらさ、警察の人が言うんだよ。」
C「その女性はもう何年も前から毎日身投げしてます。ってか?」
A「お前!オチ言ったらいかんだろうよ・・・」
B「毎晩毎晩、何度も何度も自分が死んだ時の事再現してんだなー。なんか悲しくなっちゃうよ、俺。」
C「そう言う話って多いよなー、死んだって事もわからんもんかね」
A「うん、そうなのかもねー、というわけで、もうネタも尽きてきたんだけど、いよいよ99話目・・・いくかな」
A「親戚の叔父さんが若い頃の話なんだけど───

オカルト小噺「百物語」


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