二人の女

 

831 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 11:42:25 ID:APH/NAMj0
あまり怖くないけど。
車運転してたら強烈な睡魔に襲われて、これはヤバイと・・・必死に停車出来る所を探した。
一眠りしなきゃと。
そしたら丁度歩道が切れて人通りのない場所が見つかったので、車を左に寄せ、壁ギリギリ
迄寄せて止めた。寝ようと思い、シートベルトを外しシートを倒した。暫くウトウトしてると
声がする。女性二人がクスクス笑いながら会話をしている。どうやら俺のことを話しているみた
いだった。うざい、ほっといてくれ、寝かせて欲しい。
「仕事サボって寝てるわよWWW」
「全く、どういうつもりなのかねWW」
眠りを邪魔された俺は文句を言ってやろうと起き上がろうとした。
? 体が全く動かない。声も出ないで金縛り状態。目は開けることが出来たので声のする方を見た。
20代後半位の女性が二人、助手席側の窓から俺のことを指差し笑っていた。
助手席側?確か左側の壁ギリギリに止めたはずなのに、人が入る隙間なんかあるわけない。
全身からどっと汗が噴出した。その場から早く離れなきゃと思いながらも体は金縛り。
女性2人はクスクスクスクス笑い続けている。俺はもうパニック状態。
「助けてくれ!」声にならない声をあげたとき。

強烈なクラクションの音がした。体が急に楽になったと思った瞬間、目の前に対向車が!
あわててハンドルをきった。

車止めて寝てたつもりが、どうやら居眠り運転中に見てた夢だったようだ。
しかし、あの女性二人は、女神だったのか死神だったのか・・・

832 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 23:00:37 ID:J6j6W9WG0
>>831
気づかないうちに現実と夢がごっちゃになったりって怖いよな
時と場合によってはとんでもない行動してたりとかしてさ
お前さんが起きるきっかけを作ってくれたっつー観点で見れば、
その女性たちは女神かもしれない
今頃、
「まったく、世話焼けるわねホントww」
とか言ってるかもなww


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