27 名前:25[sage] 投稿日:2009/03/28(土) 22:24:27 ID:7Oagkksa0
首だけの鳩で思い出した。ちょっとあべこべだけど。

昔、工房のころちょうどブラックバス釣りが流行ってる時期だったんだ。
まあもともとバス釣りは好きだったんだけど。
あれは初夏だったかな?ある日天気が良かったんで京都の某河川にバス釣りに行った。
釣りが好きな人ならわかると思うけど、その季節の魚って早朝とか夕方なんかが一番釣れるんだ。
涼しい時に食事とるんだろうね。

その日は朝の10時くらいに川に着いて、ルアーを投げて釣りをしてたんだけど
やっぱり来た時間が遅かったのと、俺がヘタなのも手伝って一匹も釣れなかった。
それで、お昼もまわってしょうがないから帰ろうってなったんよ。
暑かったけど、空を見上げたら雲もほとんど見当たらないくらいの快晴。
釣れなかったけど満足しながら広い河川敷で帰りの歩を進めてた。

すると突然、目の前5mくらいのところに「ボトッ」っと鈍い音と共に何かが落ちてきた。
鳩が豆鉄砲くらったような顔をした俺。すぐに空を見上げるが澄み渡った青い空しかない。
「え??」と思いながら落ちてきたものに近づいてみると、そこには首がきれいに切断されたハトがいた。
もう一度空を見上げるとやっぱりただの青い空。

なんでだろう?不思議で不気味でカワイソスだった。


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