女工哀史


261 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/06/24(水) 17:48:15 ID:Y6vZUIPsi
細かい部分は忘れたけど…

製糸工場かなにかに住み込みで働く女工の話。
主人公には仲の良い同僚の女工がいたのだが、その娘は先輩から酷いイジメを受けていた。
それに耐え切れず、ある日その同僚は自殺してしまう。
それから夜な夜な、主人公の部屋に死んだ同僚の幽霊が現れるようになった。
初めのうちは恐怖と憐れみの目で見ていた主人公だったが、そんな事が続くうちにだんだんムカついてきた。
そしてある晩、いつものように同僚の幽霊が現れると怒鳴りつけた。
「どうしてアタシんところに出て来んの!先輩のとこに出りゃいいじゃないか!」
すると、同僚は哀しそうに応えた。
「だって、怖いんですもの」

って小噺を思い出した。
  

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