バイバイ


552 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/10/25(日) 22:34:11 ID:NAi+dMV60
百合っぽいのなら、私も遭ったことがある。
高校生当時、三歳上の兄貴が大都会へ将来の夢のために旅立った。
当時かなりのブラコンだった私は
ある日さびしさのあまり兄貴のもう使われていないベッドに潜りこんで眠った。
その深夜のことだ。
いきなり首をきゅうぅっと絞められる感覚で目が覚めた。
カッと目を見開くと、私に馬乗りになったツインテールの女がいた。
そいつはコロコロ笑いながら私の首を絞めて
(ね、しんで、しんで死んで死んでよ)と鈴を振るような声で囁き続ける。
声を出そうとしたがどうにも出ず、ニワトリが絞め殺されたような声しか出ない。
その間も女はかわいい声でえげつないことを言い続ける+金縛り
『こ…こんのクソ女…!』と気力を振り絞り
なんとかして奴を黙らせてやろうと、思い切り跳ね起きたら。
むちゅっ、と唇と唇がごっつんこ。
女がすごい勢いで離れた。
女はなんか赤くなったり青くなったり、点滅している。
「い、いいかよく聞けこのクソアマ!私はバイだぞバイ!」
そう叫ぶと、なんか化け物を見るような目で消えられた…
ちょっと落ち込んだ出来事でした。
  

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