まとめサイト作成支援セット


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下準備管理情報の書き方

ページ追加ソフトMtmAdd

ページ書換ソフトMtmRw

まとめサイトエディタMtmEd

管理情報作成ソフトMakeInfo

付録:検索用PHPスクリプト

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ページ追加ソフトMtmAdd

テンプレートファイルの準備

 MtmAddを使う前に、あらかじめ話のページやメニューのページをホームページ作成ソフトなどで作ったテンプレートファイルが必要になります。「なんでもいいから怖い話を集めてみない?まとめ」で使っている物を流用しても構いませんし、ホームページのスペースをレンタルしている所ではテンプレートファイルを用意してくれたりしてますので、それを少し修正するのも良いでしょう。サイトデザインは管理人の腕の見せ所です。

 参考までに、これが「【仲良き事は】幽霊と暮らしてる【美しき哉】まとめ」の体験談ページのテンプレートです。本文の所に訳の分からない文章が有りますが、後でMtmRwで変更しますので、気にしないでおきましょう。
前へ 次へ の部分のハイパーリンクのhtmlソースは次のようになっています。

<a href="8888">前へ</a>
<a href="9999">次へ</a>

 ホームページ作成ソフトでは「ハイパーリンクの挿入」というようなメニューが有ると思いますので、それぞれまともなリンクの代わりに「8888」と「9999」を入力する事になります。この文字列は、それぞれのリンクの部分に記入する物と違えば何でも良いです。

ちなみに「【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】まとめ」と「人形の怖い話ありませんか?(ΦДΦ)<まとめ」には「コメントを読む」というリンクが有りますが、テンプレートのその部分のhtmlソースはこうなっています。

<a href="../touhyou/comment.php?id=xxxxxxxx">コメントを読む</a>

 なんか笑える霊体験まとめの体験談ページには「Part 16次の話」などとスレッド番号が入っていますが、テンプレートのその部分は

Part999 次の話

となっています。「次の話」の部分にもリンクが設定してありますが、幽霊と暮らしてるのまとめと大きな違いは無いので省略します。

MtmAddを設定する

 ではテンプレートが用意できたらスタートメニューからMtmAddを実行しましょう。

ファイルメニュー
 ここで設定した内容を保存したり読み込んだりします。保存したファイルの拡張子は.mtaになります。他にも多少の機能が有りますが、説明する程の事ではないでしょう。
ツールバーの説明も省略します。

タイトル情報ファイル
 ここにAccessやExcelやCSVファイルで作った管理情報ファイル名を入れます。「参照」ボタンをクリックするとファイル名の一覧から選択できます。

 ファイルの種類の所でAccessやExcelを選択できます。CSV形式の管理情報ファイルの場合は「全てのファイル」にしてください。

 管理情報ファイルがAccessやExcelだった場合、ファイルを選択した後にこのようなウインドウが開きます。この例はAccessを使ったサンプルですので、「タイトル」を選択しましょう。自分でカスタマイズしたクエリが有る場合はそれを選択します。
 Excelの管理情報ファイルではシート名の後ろに$が付いた物が表示されます。管理情報が書かれたシート名を選択して「OK」ボタンをクリックしましょう。

出力タイトル情報
 CGIやPHPなどで利用するために「ID」「タイトル」「URL」の情報の入ったCSVファイルを出力するファイルのパスを指定します。付録の検索スクリプトを使う場合にはここを設定します。書き出される内容は管理情報の「編集」項目で選択したデータのみです。下の文字コードという部分でCSVファイルの文字コードが選択できます。出力するCSVファイルには列名は出力されませんので、あらかじめ出力した内容を確認してから、スクリプトファイルで利用して下さい。
 CGIやPHP等のスクリプトを使わない場合は空白のままにして下さい。

テンプレート
 上の方で説明したテンプレートファイルのパスを設定します。
 メニューテンプレートが2つ設定できまが、通常は1つのみですね。笑える霊体験まとめのように、パソコンと携帯で同じ体験談ページを読むにも関わらず、メニューをパソコン用と携帯用の2つ用意する場合に2つ目を設定します。サンプルのなんでもいいから怖い話のまとめのように、パソコン用ページを携帯用にMtmRwを使ってコンバートする場合は設定するのはメニュー1のみにして、メニューもMtmRwでコンバートします。また、表示はhtmlとなっていますが、テンプレートにphpやcgiのページを設定してもかまいません。
 文字コードはテンプレートが記述されているファイルの文字コードを指定して下さい。MtmAddには文字コードを自動で判別する機能はありません・・・というか作成に使ったVisual Basicに文字コードを自動で判別する機能がなかったのでこんな仕様になってます。なのでここで指定します。出力するページもテンプレートと同じ文字コードになります。

出力先フォルダ
まとめサイトを構築するフォルダを指定します。
例えば、
d:\web\warareiを出力先フォルダに設定し、
c:\doc\matome\template\page.htmをテンプレートのページhtmに
c:\doc\matome\template\menu.htmをテンプレートのメニュー1htmに設定し、
管理情報が下の画像の場合、

「出力」ボタンをクリックすると、それぞれのテンプレートファイルをコピーし、
d:\web\wararei\001\menu.htm
d:\web\wararei\001\008.htm
d:\web\wararei\001\018.htm
というファイルが作成されます。
メニューページはテンプレートファイルと同じ名前になります。

ページID置換え文字列
 ここで設定した文字列がテンプレートファイルに有れば管理情報の「ID」と置換えます。
 例として、ページID置換え文字列を「xxxxxxxx」と設定し、テンプレートファイルの中に
<a href="../touhyou/comment.php?id=xxxxxxxx">コメントを読む</a>
と言う行が有り、図の管理情報をが指定された場合、
d:\web\wararei\001\008.htmでは
<a href="../touhyou/comment.php?id=10008">コメントを読む</a>
d:\web\wararei\001\018.htmでは
<a href="../touhyou/comment.php?id=10018">コメントを読む</a>
と書き換えてページが出力されます。

タイトル置換え文字列
 ここで設定した文字列がテンプレートファイルに有れば管理情報の「タイトル」と置換えます。
 例としてタイトル置換え文字列を「たいとる」とします。上の方に見本として掲載した「幽霊と暮らしてるまとめ」のテンプレートではページタイトルと、ページ本文に「たいとる」という文字列が有ります。それを図の管理情報を使って出力すると、
d:\web\wararei\001\008.htm では「背後霊」に
d:\web\wararei\001\018.htm では「お願い」に
ページタイトルと本文との2箇所が書換えられて出力されます。

次ページ置換え文字列
 ここで設定した文字列がテンプレートファイルに有れば、管理情報の「URL」から次のページへの相対リンク先を生成して置換えます。
 例として、テンプレートファイルに「<a href="9999">次へ</a>」のタグが書かれていて、次ページ置換え文字列を「9999」と設定し、図の管理情報の場合

d:\web\wararei\001\008.htmでは <a href="018.htm">次へ</a>
d:\web\wararei\001\018.htmでは  <a href="019.htm">次へ</a>

となります。ちなみに図の続きの2つにも「編集」のチェックが入っていた場合、
d:\web\wararei\001\019.htmでは  <a href="../002/018.htm">次へ</a>
d:\web\wararei\002\018.htmでは  <a href="9999">次へ</a>

次のページが存在しない場合は文字列がそのまま残ります。手作業で編集しても良いですが、MtmRwを使ってhtmlタグを消去する方法もあります。

前ページ置換え文字列
 ここで設定した文字列がテンプレートファイルに有れば、管理情報の「URL」から前のページへの相対リンク先を生成して置換えます。
 例として、テンプレートファイルに「 <a href="8888">前へ</a>」のタグが書かれていて、次ページ置換え文字列を「8888」と設定し、図の管理情報の場合

d:\web\wararei\001\008.htmでは  <a href="8888">前へ</a>
d:\web\wararei\001\018.htmでは  <a href="008.htm">前へ</a>

となります。前のページが存在しない場合は設定した文字列がそのまま残ります。

スレッド番号置換え文字列
 ここで設定した文字列がテンプレートファイルに有れば、管理情報の「URL」のディレクトリ情報からスレッド番号を生成し、「スレッド番号書式」で設定した形式で置換えられます。
 例として、スレッド番号置換え文字列を「999」と設定し、スレッド番号書式を「123」と設定して、テンプレートファイルに「Part 999」という文字列が有り、図の管理情報の場合、1〜3行目は「Part 1」4行目では「Part 2」と置換えられます。スレッド番号書式を変更すれば全角や漢数字に変換することもできます。

出力
 タイトル情報ファイル、テンプレートファイル、出力先フォルダ、置換え文字列が設定されていれば、「出力」ボタンをクリックして、設定したページの出力ができます。
MtmAddでは出力先に同じ名前のファイルが有った場合、出力タイトル情報は上書き、他のファイルは何もしません。

 これでMtmAddの説明は終わりです。このソフトはテンプレートをコピーして、面倒なリンク先やスレッド番号の書き変えを自動化しページを用意してくれるものの、ページの内容は自分で入力(コピペ)しなければなりません。少し便利になりますが、サイト更新の手間はやっぱりかかります。しかしMtmAddで作ったMtaファイルは「まとめサイトエディタ」の設定ファイルとして使いますので、よく仕組みを理解しておきましょう。
 また、MtmRwやMtmEdがページを出力する時は、同じ名前のファイルが有ったら全て上書きしてしまうのに対し、MtmAddはスクリプト用の情報ファイルしか上書きしません。この仕様を利用して、スクリプト用ファイルだけを出力したい場合、安全に使えます。

 テンプレートファイルの見本は「なんでもいいから怖い話を集めてみない?まとめ」しか書庫には収録していないので、他のは実際に運用しているサイトのリンクを貼っておきます。
【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】まとめ
ページテンプレート
メニュー1
メニュー2
人形の怖い話ありませんか?(ΦДΦ)<まとめ
ページテンプレート
メニュー1
メニュー2
【仲良き事は】幽霊と暮らしてる【美しき哉】まとめ
ページテンプレート
メニュー1
メニュー2
htmlのコメントタグなども使っていますので、htmlソースの方も参考にして下さい。

ページ書換ソフトMtmRw